【Mac】Finderの右クリックから新規ファイル作成!Excel・Word・テキスト・Markdownを爆速生成する方法
WindowsからMacへPCを移行したユーザーが真っ先に突き当たるカルチャーショックのひとつが、**「Finderの空白部分で右クリックしても、新規ドキュメント作成のメニューが存在しない」**という点です。
新しいテキストメモを残したい時や、Excelの見積書シートを新設したい時、あるいは設定ファイル(.json)を用意したい時、macOS標準の作法では以下の手順を踏む必要があります:
- アプリケーション一覧やSpotlightから「テキストエディット」や「Excel」などのソフトを起動する
- アプリのメニューバーから「ファイル > 新規作成」を選択する
- 「保存」ダイアログを開き、深いフォルダ階層を迷いながら辿ってようやくファイルを保存する
この複数ステップの往復作業は、思考の中断を招き、日々の業務時間を確実に奪っていきます。本記事では、なぜMacにこの機能がないのかという理由と、Rightly を使ってFinderの右クリックメニューに自然な新規ファイル作成機能を追加する方法をご紹介します。
なぜmacOS標準には「右クリックで新規作成」がないのか?
Appleのデザイン哲学は、伝統的に**「アプリケーション中心(App-Centric)」**の思想に基づいています。ユーザーはまずアプリケーションを起動し、その中でドキュメントを作成・編集し、最後にiCloudや書類フォルダへ保存するというワークフローが想定されているためです。
しかし、実際のビジネスの現場やソフトウェア開発の現場では、仕事は圧倒的に**「フォルダ/プロジェクト中心(Directory-Centric)」**で進みます。
特定のクライアント用フォルダ、ブログ記事の原稿ディレクトリ、あるいは開発中のリポジトリを開いているとき、私たちは「まさに今見ているこの場所に、直接ファイルを生み出したい」のです。
よくある代替手段とその限界
この不便さを解消するために、これまで多くのMacユーザーが様々な工夫を試みてきました。
- ターミナルのコマンド(
touch filename.txt):- プレーンテキストなら即座に作れますが、Word(
.docx)やExcel(.xlsx)などのバイナリ構造を持つオフィス文書はコマンドで作ることができません。
- プレーンテキストなら即座に作れますが、Word(
- Automatorやショートカット(クイックアクション)の自作:
- 設定の手間がかかるうえ、OSのメジャーアップデートで動かなくなることが珍しくありません。また、複数のファイル形式やテンプレートを綺麗に整理して管理するのには不向きです。
- レガシーなシステム注入型プラグイン:
- macOSのSIP(システム整合性保護)の解除を求められる場合があり、セキュリティリスクやFinderクラッシュの引き金になります。
スマートな解決策:公式拡張仕様の「Rightly」
こうしたストレスを一切感じることなく、Finderに純正レベルの右クリック新規ファイル作成機能を届けてくれるのが、Mac App Storeで配信されている Rightly です。Appleの公式なFinder Sync拡張フレームワークで構築されているため、システムの安全性を損なうことなく軽快に動作します。
1. 日常で使う10種類以上の主要フォーマットを網羅
Rightlyを有効化すると、Finderのフォルダ内の空白部分を右クリックするだけで、美しい「新規ファイル作成」サブメニューが表示されます:
- ビジネス文書: Excel(
.xlsx)、Word(.docx)、PowerPoint(.pptx) - Apple純正フォーマット: Pages(
.pages)、Numbers(.numbers)、Keynote(.key) - テキスト&マークアップ: プレーンテキスト(
.txt)、Markdown(.md)、リッチテキスト(.rtf) - 開発・設定ファイル: JSON(
.json)、XML(.xml)、プロパティリスト(.plist)
項目をクリックした瞬間、そのフォルダ内にクリーンなファイルが生成され、すぐにファイル名を入力して編集を始められます。
2. 業務効率を劇的に高める「カスタムテンプレート管理」
白紙のファイルを作るだけでなく、普段使っている定型フォーマットを登録できるのがRightlyの大きな強みです。
- ヘッダーやロゴ、免責事項が入った会社指定の契約書・見積書テンプレート
- プロジェクト立ち上げ用の
README.mdや.gitignore、初期構成ボイラープレート - 定例ミーティング用の議事録フォーマット
お好みのひな形ファイルをRightlyの設定画面にドラッグ&ドロップするだけで、右クリックメニューに自分専用のテンプレート作成項目が即座に追加されます。「古いファイルを複製して、中身を手作業で消去して、別名で保存し直す」という不毛なルーチンワークから完全に解放されます。
わずか1分!右クリック新規作成を導入する手順
セットアップは驚くほど簡単です。
- Mac App Storeから Rightly をダウンロードします。
- アプリを起動し、案内に従って「システム設定 > 機能拡張 > Finder機能拡張」でRightlyにチェックを入れます。
- Finderで任意のフォルダを開き、空白部分を右クリックすれば、すでに「新規ファイル作成」メニューが利用可能です。
バックグラウンドで無駄な常駐デーモンが動くこともなく、Macの動作が重くなる心配もありません。
おわりに
右クリックからその場でファイルを新規作成できる——たったそれだけのことですが、1日に何度も行う操作だからこそ、積み重なる時短効果とストレス軽減のインパクトは絶大です。
Macでのファイル管理をもっと直感的でスムーズなものに整えたい方は、ぜひMac App StoreからRightlyをインストールして、新次元の使いやすさを体験してみてください。
Rightly - Mac用高機能Finder右クリックメニュー拡張ツール
日常の頻出操作を右クリックメニューへ集約。新規ファイル作成、30種以上の解凍・圧縮、常用フォルダやターミナルへの瞬時アクセスを実現。